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先日、映画『怒り』をみた。
原作は吉田修一。
小説がおもしろかったので、一体どう映像化するのか、前から楽しみにしていた。
俳優人がまたすごい。
妻夫木聡と綾野剛の生々しいラブシーン。
それだけを目的に見にいく、
というBL(ボーイズラブ)ファンもいるらしい。
あらすじも犯人も結末も知った上で行くと、
上映時間内ではすべてを出し切れず、はしょりすぎだなあ、とよくわかる。
残念だけどしかたない。
連続ドラマだったらもっと詳しく作れるだろうけど。
本を読まずに行ったナリは、期待してたよりおもしろくなかったわあ…
という感想。
そうか。残念。
ネット上でのみんなの感想を見ると、賛否両論で、でもよかったの方が多いかな。
私はぜひ本で読んでほしいと思う。
ラスト、涙なしでは読めないから。
(映画ではこのラストシーンもカットされてました。)
殺人事件の犯人は誰だ、という話だけど、それ以外のドラマが中心で、
「人を信じる」というのがテーマ。
とても真面目な小説。
真面目に生きているひとに、または大切な人と一緒に見てほしい。
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by meruchiko
| 2016-09-26 00:00
| 映画
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