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カテゴリ:読書( 36 )

夫のトリセツ




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ついに出ました『夫のトリセツ』。

夫向けの妻のトリセツが売れまくって、
当然書くだろう、対して夫のトリセツ。
待ち望んでおりましたよ。

まだ30ページしか読んでないけど、
冒頭から驚愕の発見があり!!
これはまた第二弾で書かせていただくとして。

ずっと同じ人と別れずつき合っていくことが
今まで私にはできず、どうすればよいのか、
また同じ屋根の下で日々お互い機嫌良く
仲睦まじく暮らしていくことの難しさを、
私は永遠に考え続けている。

誰とつき合ってもだいたい同じ繰り返しに
なるのだろう、ということももう薄々
わかっているので、今はもうただ一人と
向き合って生きていきたい、その一心だ。


私が男に敬意を抱くのは、

① タフである
② 重たい物を持てる・運べる
③ 車庫入れと縦列駐車が天才的に上手い

この3つである。

もう一つ付け足すとすれば、
オチンコを持っていることである。

これだけは私にどうしようもなく、
あんな便利で楽しくて可愛いモノが身体に
くっついているのは羨ましい。
(可愛いのは好きな人のモノ限定です。)

男は冷え性じゃないと思い込んでいたけど、
冷え性の男がいることも数年前にわかったし、
男は生理がないから精神が安定していると
信じていたのも、不安定なおやぢを見てきて、
男も女も変わらないとわかった。

もはや私が男というだけで尊敬するのは、
先ほどの3つか4つだけだ。

あとの尊敬することは個人レベルになるし、
何ならこんな男は嫌じゃ!!
という方がいっぱい言える。

…話がそれてきましたね。


とにかくこの本を読んで、何か一つでも
私が今まで知らなかった男の素晴らしさや、
アホちゃうかと見下していたことが私の
勘違いだった、という発見があればいいな、
と思っています。

殿方も早く妻のトリセツ、読んでください。
おもしろいから。







by meruchiko | 2019-12-02 00:00 | 読書 | Comments(0)

妻のトリセツ




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話題になっている『妻のトリセツ』。
やっと読みましたよ。

これはぜひ妻(彼女でもよい)を持つ男性
には一読をおすすめしたい。

昔、『話を聞かない男、地図を読めない女』
という本を読んだけど、内容は似てます。
(これは外人のおやぢが書いたので、今回の
トリセツの方が、よりリアルにわかりやすい)

男女の違いを、根本的な脳やDNAの違いから
分析し、よって行動パターンや考え方の
相違を元に、女はこう扱え!という、
男が読む、妻の取り扱い説明書である。

福岡の行きの新幹線の中で読んでいて、
そうそうそうそう!と、私は目からウロコが
ぽろぽろ落ち、膝を叩きすぎて痛かった。

悪気なく発した貴方のその一言で、
奥さんの地雷を踏み、険悪なムードになり、
爆発させた覚えはありませんか…?

なぜ女は喧嘩の時に過去にあったあれこれを
引っ張り出して、味噌もクソも一緒にして
怒り出すのか。理解不可能な経験はないですか…?

これを読めば、女の脳内で何が起こって
そうなるのか、という起因がわかる上、
そうなってしまった時の対処法までばっちり
わかる(はず)。

ちなみに私は、脳内が男化してきてるのか、
元々の性質なのか、喧嘩の際に過去のことは
持ち出ししません。
(その代わり今怒ってることに対しては
容赦なく徹底的に怒りたおして倒れるまで
打ちのめす!怖っ!)

しかし女の「あっち行って!」という言葉が、
実は「ちゃんと謝って!慰めて!」
という本心の裏返しなんて、男には到底
わからんだろう。

私も実際、今すぐ出ていけ!と言った時、
出ていった直後にさみしくて涙が出た。
ホンマに出て行くヤツがどこにおるねん…と。

とにかく当てはまるところがありすぎて、
何度も笑いながら読んだ。

女が読んでも、男の脳内が理解できるし、
夫婦で読んで、喧嘩になりそうになった時に
「トリセツに書いてたやろ!もっかい読め!」
と、ネタにするのも有効だと思います。

近年の離婚率の高さ、特に長年寄り添った
熟年夫婦の離婚の増加から著者は訴える。

今からでも遅くない!
男よ、素直になれ!
女に可愛いがってもらえる夫になるよう
努力しなさい、と言っているのだ。

可愛い男が増えるのはいいことだし、
実際可愛い男は女は離さないからね。

店に持っていっときますので、
いつでもお貸ししまーす。






by meruchiko | 2019-05-20 00:00 | 読書 | Comments(0)

笹の舟で海を渡る




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またすごい本に当たって読んでしまった。

角田光代の『笹の舟で海を渡る』。
とても長い小説で、人ひとりの人生と
日本の現代史(戦時中から平成まで)を
見せてもらった、という感じ。

私は時々、思うことがあって、そのことが
この話を読んで、よりクリアになった。

今の90歳の人や、80歳の人や、70歳の人、
60歳も…だけど、時代の激しい移り変わりや
流れを、どう感じて生きてきたのだろう?
昔を思い出して、何を思うのだろう?
ということ。

私はもちろん戦争や戦後の日本を体験して
いないし、子供の頃は貧乏だったけど、
人並みに暮らしてはいけた。

家の電話が黒電話からプッシュホンになった
時は嬉しかったし、やがてFAXが付いた時には
何でこんなことが可能なのかと、本気で
びっくりしたし、ファミコンにはどハマり
したし、テレビのビデオデッキにも感動した。

ポケベルは便利だなあと思っていたら、
いつの間にかパソコンと携帯は当たり前に
なって、携帯のボタンがなくなって、
何でツルンとした画面で何もかも操作できる
のか、もう不思議とも思わなくなった。

先日、お店のレジでスマホをかざして会計を
瞬時にすませていた人を見て、そんなんも
できるんか!と、ちょっとびっくりしたけど。

考えてもわからないし、考える必要もないし、
ただ私は受け入れるだけで、スピードに
ついていくのに必死で、何と便利で簡単で
複雑な世の中になったんだろう、と時々
びっくりする。

昭和50年生まれの私でもそう思うのだから、
高齢の人はさもあらん。

ゴンタなどは小学生の時から携帯を持ち、
生まれた時から今と変わらない便利な物に
囲まれ、恵まれて生きてきた。
この先どんな画期的な物が現れようと、
革新的な時代が来ようと、
私がFAXやスーパーマリオに度肝を抜かれた
ような驚きはなく、受け入れると思う。

それともゴンタがおばちゃんになった時、
もっともっと世の中は変わって、ガラケーの
ことなど、懐かしく思い出すのだろうか。
懐かしい気持ちはあっても、なかった時代と
いうものを知らないので、特に感慨などない
のではないか。
(それは全く不幸なことではないのだけど。)

そんなことを別で考えながら、読みました。

しかし私も今振り返ればこそ感慨深いので
あって、当時は当然のように受け入れ、
FAXやビデオやCDラジカセを使いこなし、
ファミコンで遊んでいたと思う。

単に年を取ったということか。

角田光代さん、また良い本を書いてくださり、
本当にありがとうございました。

もはや私は新しい服を買っても、
新しい車に乗っても、旅行に行っても、
店がメチャメチャ忙しくても、
ゴルフでホールインワンしたとしても、
良い本を読んだ時の喜びと感動には
到底及ばないことに気づいてしまいました。
幸せです、本当に。




次は湊かなえの『白ゆき姫殺人事件』。









by meruchiko | 2019-01-14 00:00 | 読書 | Comments(0)

今年も読みます




今年になって読んだ本2冊。

湊かなえの『贖罪』。

すでにWOWOWでドラマ化もされており、
キョンキョンを始め、小池栄子・安藤サクラ・
蒼井優・池脇千鶴と、超豪華・魅力的な
女優のラインナップ。
(あなたは誰がいちばんすきですか?)

昨年末にアマゾンプライムビデオを接続した
ので、第一話だけみたけど、キョンキョン
怖いです…。

あと何冊かで湊かなえ作品を制覇するけど、
この『贖罪』はおもしろくなかった方かな。

ウィキペディアで、湊かなえさんが淡路島に
在住と知り、びっくりした。






二冊目は貫井徳郎の『灰色の虹』。


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福太郎の近くの行きつけの本屋さんの
おっちゃんに、人生観を揺るがされること 
間違いなし、ぜひにと勧められた小説。

おっちゃん、アンタはすごいぜ。

読み始めるのに中々勇気がいるぶ厚さだけど、
読み出すと最後止まらない。
うわぁっ!という間に読んでしまった。

一言でいうと「冤罪」の話。
昔気質の傲慢な刑事や強引な取り調べに、
こんなことがあってたまるか…!と
最初の章は怒りと絶望で血が逆流した。

この小説はフィクションだけど、現実に
冤罪で何十年も刑務所に入れられ、無実が
認められた例がいくつもあるのは、
誰もが知っている事実。
(今日もヤフーニュースで出てた。)

このようにして冤罪が作られるのかと、
驚き、恐ろしくなる。

愚かすぎる警察・弁護士・検察官、
やってもないのに自白させられてしまう
とにかく気弱な主人公、記憶が曖昧なのに
この人です、と嘘をついてしまう証人。

救いようがない。希望のかけらもなくなり、
正義とは…?何…?と、うなだれながら
ずっと読みました。

本屋のおっちゃんから受け継ぎ、私からも
おすすめさせていただきます。

ちなみにこれも過去にドラマ化されていた
みたいで、アマゾンプライムの検索には
出てこず、残念。



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by meruchiko | 2019-01-08 00:00 | 読書 | Comments(0)

エンリケ




ちょっと前に、名古屋からのお客さんが
来られた時に、名古屋のキャバクラの話に
なった。

栄?か錦?のキャバクラが熱いらしく、
そのお客さんも有名なキャバクラに通い、
その店のNo. 1キャバ嬢と撮った写メなど
見せてくれた。

ところでエンリケって知ってる?…何それ。
えみちゃんがすかさず、知ってますよ!
私インスタ、フォローしてます!
本も買いました!という。

それは名古屋どころかおそらく日本でNo. 1
の名古屋・錦のキャバ嬢で、現在31歳、
その名も「エンリケ」。

誕生日2デイズ(私も4デイズとか使おう)
では、1億円(!)売り上げたという、
驚異のキャバ嬢。

えみちゃんに、本読んだん?!貸してや!
まだ3分の1しか読んでないです…というので、
先読むから貸して!と持ってきてもらい、
ものの20分で読んでしまった。



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これがエンリケさんです。べっぴんさんです。
本は1,300円なり。

巻頭カラーでお店での写真・お家での写真
(タワマン最上階?)・海外旅行での写真…
あとはエンリケさんのエッセイと続きます。

昨年の誕生日には2デイズで全国から
ファン300人が店にご来店、
1億300万円の売上を達成。
(恐ろしい…。ひれ伏せます…。
ネットで見たら月収最高6千万円。)

個人でドンペリを最も飲んだ人、ということ
で、ドンペリの会社から表彰される。
(私もモエから表彰されたい…。)

イタリアのフェンディのショーにも招待され、
テレビ番組にも出演。

などなど、大活躍のエンリケさん。



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この本を読んで初めて知ったことは、
シャンパンタワーの数の単位を「〜基」と
数えること。

ついでに、もらった胡蝶蘭数も「38基」と
数えておられます。
校正も入ってるだろうから、正しいのでしょう。

水商売としてのマニュアル・自己啓発本と
しては、何ひとつ目新しいことは書いて
なかったですが、(膝の上にハンカチを
置いてお客様のグラスを拭く、とか…。
ちなみにどのお店でもやってるこれ、
あえてハニトラではやりません。
なぜやらないかはママに聞いてください。)

私がえらいな!と思ったのは、
エンリケは365日休まず毎日出勤すること、
(では巻頭カラーのドバイやモルディブは
いつ行ったのだ?という矛盾はおいといて)

お客様を怒らせた時にはすぐさま対応し、
謝るということ、他の売れてないキャスト
(キャバクラではホステスのことを
キャストと呼ぶらしい)にも気を配って
コミュニケーションをとっていること、
お客様の予算をお聞きして、決して無理を
させない(でもその例えが本日の予算が
30万なら27万に抑えるという、なかなか
現実離れしたお話…)などなど。

名古屋はバブルだなあと驚くばかり。

私は色恋営業は一切しないし、
エンリケは一切嘘はつきません!
シャンパンタワーのお客様もセットのみの
お客様も、差別しません!と断言してるけど、
ホンマかいな。

ホステスのカリスマはいいけど、
ホステスを神聖化してはいけない。

私は嘘もつくし、好きになったお客様とは
寝たきゃ寝ますよ!となぜ言えないのだコラ。

えみちゃんから借りたままだったので、
ブログも書いたし、明日返すとします。








by meruchiko | 2018-12-11 00:00 | 読書 | Comments(0)

読書中毒




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凄まじい勢いで本を読んでいますが、
やはり東野圭吾は書いておきましょう。

「ガリレオ、再始動!」

三年前の私だったら思わず本屋で
ガッツポーズをして、小躍りしながら
わくわく感満載で家に持って帰り、
残りのページが少なくなるのを惜しむほど
興奮して読んだと思う。

しかし今私は何かノルマを消化するかの
ごとく、取り憑かれたように朝日が昇るまで
次から次へと本を読んでいるので、
ハイ、次、ガリレオね、
という感じで読み始め、400ページを
3日で読んでしまった。

でもまあ、やっぱり、
めっちゃおもしろかった!
さすが東野圭吾ですなー。

映画化されるに決まってるので、
映像を想像しながら読んだ。

犯人も途中でわかって、でもまだだいぶ
ページが残ってるぞ?
からの、二転三転のどんでん返し。

ラスト20ページの、まさかの…。
やられました。
完璧に良くできたミステリーだった。

『容疑者X』を読んだ人にはわかる、
ちょっとしたくだりもあって、じんとくる。

読み応えすごくてお腹いっぱいなのに、
余韻などどうでもよく、
もう次の吉田修一『7月24日通り』
を読んでおります。





私、将来は自分のすきな本をいっぱい
ならべた喫茶店をやりたいなあ…
と思ったり思わなかったりするこの頃。






by meruchiko | 2018-11-19 00:00 | 読書 | Comments(0)

当たらんかなあ…




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あなたは宝くじを買う派ですか…?
私は買わないのに当たったらどう使おう、
と想像する派です。

例えば3億円当たったとして、
私は100%、精神的におかしくなり、
今よりも不幸になる自信がある。

だから当たりたくもないので、買わない。
買っても当たらないけど。

でも5千万円までなら、当たりたいと思う。
人生が狂わない自信がある、と思う金額が、
自分では5千万円だと想像するから。

…でもどうじゃろう?
本当に5千万円が突然手に入ったら。

と、私は宝くじのことを考えると、
買いもしないのに堂々巡りになり、
答えが出ない。

『宝くじで3億円当たった男』のブログも
読んだことがあるけど、それはそれは
ヤバいくらい壮絶な人生だった。

なんでそうなるの?!の連続だったけど、
その人はしまいにうつ病にまでなったから
仕方ない。

きっと私もその人と同じように、
人格も人生も、転がり込んできた大金に
支配されて、大切なものを失い、
うつ病になってしまうと思う。
というところに落ち着き、3億円当たるなんて
ろくなもんじゃない、と納得するのだ。






そんな宝くじビビり派の私が気になっていた『億男』。興味津々!

この小説の主人公は、3億円が当たる。

弟の借金3千万を背負い、妻と娘とは別居、
昼も夜も働きづめで猫にしか癒されない男。

最初の、当たりくじを持って震えながら
銀行に行く場面などは、とてもリアルで
夢のようで、興奮した。
こいつこれから一体どうなるんだろう!

しかしビビりの主人公は、大学時代のかつての
親友に、大金について相談しにいく。
(なんでや?!)
そして3億円を親友に盗まれる…

と、ドタバタの転落人生コメディかと
期待していたら、めちゃくちゃ真面目で、
始終哲学的な小説。

お金にまつわる格言などは勉強になるし、
結局お金について真剣に語りだすと、
哲学になるんだなあとはわかるけど、
登場人物が現実離れしすぎて、
途中ちょっと読むのがしんどかったです…。

でも読み終わって、映画もみてみたいな、
と思った。

モロッコに行く場面が出てくるのですが、
街並みや砂漠の描写が素晴らしく美しい。
ぜひモロッコの景色を映像でみてみたい。

偽物とはいえ、3億円もみてみたいしね。








by meruchiko | 2018-10-25 00:00 | 読書 | Comments(0)

現実逃避?!



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東野圭吾の新刊、『魔力の胎動』
がじつにおもしろい!

まだ途中だけど、たぶん今夜中に読んでしまう。

今、映画館でやってる『ラプラスの魔女』の
続編で、東野圭吾のお得意とする科学と、
ファンタジーとミステリーの融合って感じで、
男の人にはたまらないのではないかな。

そこにもちろんプラス感動あり・涙もあり…
本当に東野圭吾はすごい。





今年に入って本をバンバン読んでいて、
おもしろいのもそうではないのもあったけど、
確実に私を別の世界に連れ去ってくれる、
という意味では、旅行よりもお気軽な
逃避行かもしれない。

最近読んだ本をピックアップ。



◯角田光代の新刊『私はあなたの記憶の中に』
短編集。鳥肌が立つほどよかった。
間違いなく今年のナンバーワンになる。
これぞ角田光代ワールド!
タイトルもいい、帯に書いてある、
「さがさないで。私はあなたの記憶の中に
消えます。」のフレーズにもシビれた。
誰もが奥底に沈めている過去の記憶…
普段は忘れているはずなのに。
なぜかふとした瞬間に蘇る、過去のこと。
それは人だったり、言葉だったり、
景色だったり、その時の感情も。
突然のフラッシュバックにとまどうけれど、
とらわれることはなく、
再び記憶の闇に葬ってしまう。
今考えても不思議に思うことがあるし、
今になって腑に落ちることもたくさんある。
あの時は何もわからなかったのに。
私も誰かの記憶から、ふとした瞬間に
突然現れたりしているのだろうか。


◯西加奈子の『窓の魚』
どよ〜んと暗〜いミステリー。
トラウマがあったり自堕落な人生を生きる
四人の男女が、ひなびた温泉に行く話。
四人各人の視点で一話ずつ構成されて
いるのはおもしろい。
同じ場面が4回出てくることになるが、
それぞれ皆、心の内で思うこと考えることが
違いすぎていて、人間不信になりそうになる。
一緒にいても、人はあまりにバラバラだ。
ラストがちょっと残念。で、誰が殺したの?


◯島本理生の『一千一秒の日々』
短編集だけど、登場人物がつながっていて、
それぞれの恋や、愛のような話。
いいなあ大学生。大学に行ったことがない
から、私は小説を読んで大学生を味わう。
キャンパスや、広い教室や食堂や学生寮、
初めてのキスや初めての失恋を。
不器用で自分勝手で、みっともなく、
みずみずしい時代。たしかに私にもありました。


◯辻村深月の『盲目的な恋と友情』
タイトル通り、盲目的な恋と、盲目的な友情。
この二つの物語で、同じ時間軸で主役が
変わり、恋愛の話と女同士の友情・愛憎と
分かれている。それにしてもいったい、
女は男がいないと生きていけない生き物
なのだろう。女にとって恋愛が一番・友達は
二番目だなあと、あらためて痛感。
友情・愛情・過剰に異常のドロドロの
ミステリー。おもしろいけど怖い。


◯石田衣良・角田光代を始め11名の作家による
短編集『オトナの片思い』
…もう皆さんお気づきですよね?
恋愛もんばっかり読んどるやないかー!
そだね〜。でも私はわかりました。
恋愛は、小説よりも実体験の方がおもしろい。
本当に好きだからやらない、という主人公が
やたら多かったこの本ですが、私は本当に
好きだったらやってしまうと思います。
やるも地獄、やらぬも地獄。そだね〜。







by meruchiko | 2018-05-20 00:00 | 読書 | Comments(1)

私はどう生きるか?




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あまりにも話題になっている本なので、
読んだ方もおられるかと思いますが、
私は先日、誕生日プレゼントにいただき、
(小説ではなく、この漫画バージョンの方)
二晩かけて読みました。

冒頭シーンからショックを受ける。
(ネタバレになるので内容は言えません。)

私は中学生の主人公・コペル君が心配になり、
この先彼はどうなるのだろう、と思う。

コペル君とおじさんの、日常のふれあいと、
繊細で素直なコペル君の気づきと成長。
後にコペル君に渡されることになる、
おじさんがコペル君にしたためていたノート。

コペル君との会話や、コペル君の学校での
友人関係などに寄り添って、様々なテーマで
おじさんのノートは書かれていく。

「自分の生き方を決めるのは自分だけだ」
シンプルで当たり前のことを、おじさんは
深く深く掘り下げて、コペル君におしえる。

今の私がいちばん心に突き刺さったのは、
ラストの『人間の悩みと過ちと偉大さとについて』。

私はほんの3日前に仕事・人間関係において、
大失態を犯してしまい、自分自身に疑問と自信
を失いかけていた直後、この本を読んだ
ことは運命だった。

子ども向けの道徳本・哲学書と言われてる
らしいけど、むしろ大人の方が感じることが
多い本かもしれない。

おじさんのノートを説教くさいと思うか否か。
私の中のコペル君を忘れずに生きていこうと思った。






by meruchiko | 2018-02-28 00:00 | 読書 | Comments(2)

どっちにしようかなあ♡



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池井戸潤の『アキラとあきら』、
文庫で1,000ページもあるのに(重い!)
一気に読んでしまった。

初・池井戸潤、読みやすくておもしろい!
(以前流行った、100倍返し!のドラマの
作者です。)

このお話、すでにWOWOWドラマで
映像化されており、レンタルで借りて見よう
と思うくらい、よかった。


瑛と彬、同じ名前の二人はともに社長の息子
として生まれ育つが、片や零細工場の息子、
片や大規模グループ会社の息子である。

瑛は子供の頃に父の会社が倒産し、
夜逃げ同然に育った家から追いやられ、
苦労を重ねる。

彬は裕福で恵まれた生活を送りながらも、
父の兄弟との確執や、いつか会社を継ぐ立場に
なることを嫌悪して生きていた。

二人はやがて同じ大学に通い、偶然にも同じ
都市銀行に勤め、人生が交差していく。

この二人がどちらも素晴らしく有能で、
頭の回転が速く、かつ人情味もあり、
文句なしに爽やかでカッコいいのだ。
(もっと二人の色恋沙汰も書いてほしかった
けど、仕事と経済と家族と人生の話で終わる。)

銀行の裏側の話もおもしろい上に、
会社経営の難しさや従業員との確執、
経営者のあり方など、とても勉強になった。

下町ロケットも読んでみよう!





by meruchiko | 2018-02-12 00:00 | 読書 | Comments(2)