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2015年 08月 18日 ( 1 )

旅先でのひがみ


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私はいつもトップシーズン、つまり旅行代金がもっとも高い時
にしか、旅行に行けない。

通常と休みが違う仕事の人や、有給を使ったりして、
安い時に行ける人が、とてもうらやましい。

しかも、私は旅行に行くなら、いい宿に泊まりたい、
という信念がある。だから本当に高くつく。

飛行機はエコノミーで全然かまわない。
ビジネスもあこがれるけど、乗ったことがない。
その余裕があったら、宿につぎ込みたいのだ。

ホテルは普通ランク以上の、たとえば星でいうなら3つ星以上、
できれば築年数も新しく(必ず旅行社にきいて調べる)、
部屋の広さは40平米以上(これも必ず聞く)、
広くて綺麗で清潔で新しくて、
あらゆるサービスが行き届いている、
これが条件である。

なぜなら一年の、限られた休みに数回しか行けない旅行、
大げさに言うなら、人生で数回しか行けない旅行。

貴重な時間もお金も使って行くならば、のこだわりなのだ。


しかあし。
旅先では、当然家族旅行で来ている人がたくさんいる。

今回の宮古島も、カップルや友達同士よりも、
家族連れが多かった。

とくに、小さい子供連れを見ると、私はきまって思うことがある。

こんな小さい子どもをこんな高級リゾート
(→私からしたらメチャ高級である)
に泊まらせれるなんて、さぞかしお金持ちの家なんだろうなあ、
と私はいつも想像してしまうのだ。

同じ時期に来ているのだから、
私と同じくらいの金額を払っていると思われる。

今回、旅費とホテル代だけでも二人合わせて、
会社員の月給以上かかった。
子供割引があるにしても、5人家族でいったいいくらしたのだろう?

子供連れに遭遇した時の私の頭の中は、ぐるぐるしている。
もしかしたら、ものすごく生活を切り詰めて
来た家族なのかもしれないが、
私には、皆ブルジョアに見える。
いいとろこの坊ちゃん・お嬢様に見える。

私など、いつもなんでこんなに高いんじゃあ、
と腹を立てながら予約し、
この日を励みにと、心待ちにして前日まで働き、
こんないいホテルに泊まれるなんて、
と夢のような気持ちでチェックインし、
旅行中は楽しまなきゃ、元を取らなきゃ、命の洗濯しなきゃと、
どこか必死な気持ちで旅行に出かけている。

それをやつらは当たり前に高級リゾートに連れてきてもらい、
朝から高級なバイキングを食べ、
当然のように清潔なシーツのベッドで眠り、
朝からプールではしゃいでいる。

今回、プールサイドのベッドが、一日貸出が5000円も
していたのにはびっくりした。
(もちろん私は利用していない。)

いいのか?お前ら、そんな小さい頃から
こんな贅沢を覚えさせていいのか?
と、心配になってしまう。

グアムに行って驚いたのは、ベビーカーを押して歩いている
日本人家族の多さである。
おそらく3時間で行ける、という近さが
小さい子供を連れての海外旅行にぴったりなのだろう。

だけど、1歳・2歳のこどもに、
おそらくグアム旅行の記憶は残らないと思う。

どうしてわざわざベビーカーを積み、大量のオムツを持ち込んで、
赤ちゃんを海外旅行に連れていくのか。

結局、親が行きたいから連れて行くのだろう。

私は何も、旅行に小さい子供を連れてくるなというのではない。
海辺で子供が遊んでいる姿は可愛いし、ほほえましい。

ただただ、子供がそんな贅沢をしているのがうらやましいのだ。

私が小学校のころ、「夏休み、海外旅行にいきました」と
絵日記に書いていることもは、クラスで一人もいなかった。
いいとこ白浜とか、伊勢とか、そんなもんだった。

学年でいちばん金持ちと言われていた、新井ゴムの息子でさえ、
海外旅行に行くとか行ったとか、聞いたことがなかった。
(いじめられるのが怖くて黙っていたのかもしれないけど。)

今は、みんな裕福になったのか、
大人が行きたいのを我慢できないからか、
子供に贅沢をさせるのに抵抗がなくなったのか、
どこへ行っても子供がいる。

本当にうらやましい。







by meruchiko | 2015-08-18 00:00 | 旅行 | Comments(2)