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2012年 09月 11日 ( 1 )

ガンバロウ!!




昨夜、「今の会社を辞めたい辞めたい病」に
かかっているお客さんが来た。

誰もが聞いたことのある建築会社なのだが、
会社の中の体制がバラバラで、他社からの評判も悪く、
他の社員がバタバタと辞めていく中、
自分ももう限界にきているという。

もうちょっとがんばってえな、
としか言えなかったけど。

私も言わないけど、たまに無性に
「水商売辞めたい辞めたい病」にかかることがある。

私はほんの5~6年ほど前には、
天上天下唯我独尊状態で、
この世は毎日、満月の日ばかりと思っていた。

私もスタッフも日々活気があって忙しかったし、
まだまだ自分は若いし、それがずっと続くと思っていた。

しかしさかのぼれば13年くらい前のことになるけれど、
そのころの私は超貧乏だった。

いろいろあって、引っ越したばかりのマンションには
テーブルも冷蔵庫もテレビもなくて(洗濯機はすぐに買った)
アイロン台の上でご飯を食べていた。

仕事でミナミに出るときは、吉田駅で近鉄線のいちばん
安い190円の切符を買って改札を通り、
心斎橋や長堀橋で降りるときには、
「切符を落としてしまいました」、と泣きそうな顔で駅員に
訴えると、今回はいいですよ、と毎回通してくれた。
(270円浮いた。キセル乗車というやつですね。)

帰りはタクシー代を浮かすため、
ほとんど毎晩、お客さんに家まで送ってもらった。
(全然方向が違っても無理やり送てもらった)

同年代のホステスが、
ロレックスやショパールの腕時計をしていても、
さほど何とも思わなかったし(今も思わないけど)、
同じ服を着まわしてごまかしていた。(これも今もだけど)

自分で店をやってから、どんどん余裕が出てきた。
一生自分では買えないと思っていた車も買った。

いまはやはり大変である。

かっこいいから、もうかるから、
そんな言葉でやっていけるほど楽な仕事は
この世にはそうないだろう。

私は好きなことをしている。

酒も好きだし男も好きだ。

もうだめだ、と絶望する日も、あの貧乏なころのことを
考えれば天国のような気がする。










by meruchiko | 2012-09-11 00:00 | 仕事 | Comments(2)