野菜カフェの葛藤
2019年 07月 24日
ゴンタと偶然みつけた、蒲生4丁目にある
野菜カフェ『まるも食堂』。
がもよんあるあるの、古民家を改造した店で、
1階は八百屋さんで2階が食堂という作り。
これは素晴らしい!
ランチに2回行ったけど、お客さんは10割
女性といってもいいほどで、
私を含めほぼおばちゃん。
男性はなかなかこういうお店には来にくい。
というより、別に行きたくもないだろう。
野菜を使ったオカズがちょこっとずつ。
サラダ取り放題、ご飯はもちろん雑穀米。
(これだけ違いますよ、まだメインの
おかずも出てきます。)
あっさりと美味しく、食後胃にもたれず、
野菜不足だからこういう店の存在は有難い。
のだけど…。
こういう店でご飯を食べた後、
私はいつも思う。
お腹がいっぱいになっても、
脳のどこかが納得していないのはなぜだ。
無理して野菜いっぱい食べました、感が
否めないのはなぜなのだ。
心斎橋にもオーガニック系の野菜中心の
カフェがあって、たまに一人飯で行くけれど、
食後の虚しさがハンパない。
トンカツやハンバーグや唐揚げを食べた時の
幸せな感じ、満足感がない。
野菜いっぱい食べました、栄養摂取しました、
私は野菜がすきです!
野菜カフェに行く自分がすきです!
…いやいや違うやろ私、の本音が
毎回どこからか聞こえてくる。
本当はもっと違うものが食べたいやろが。
ラーメンやカレーが食べたいやろが!
じゃあなぜ自ら野菜カフェに行くのか。
つまりのところ、私は野菜=美味しくて
栄養あって体に良い、というよりも、
野菜=いっぱい食べても太らない、安心、
の理由で野菜カフェに行くような気がする。
女子ばっかりのおしゃれな野菜カフェよりも、
おやぢに紛れて濃いものが食べたい!
という本心を隠し、健康志向・野菜好きな
フリをして、私はこれからも野菜カフェに
通うのだろう。
by meruchiko
| 2019-07-24 00:00
| 食べもん
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