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片想いの醍醐味




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確定申告からの現実逃避パワーで、
一冊本を読んでしまいました。
(ものすごく薄い本で、寝る前に一気に
読んだんだけどね。

苦しくせつない片想いのお話。

主人公の女の子(といっても32歳)は
一目見た時から絵描きの男にビビビッときて
好きになってしまう。

恋愛から遠ざかって平凡な日常を送っていた
主人公が、恋をしてからの日々の変化がすごい。

頭も心も彼のことばっかり考えながらも、
仕事も今までになくめちゃくちゃ頑張るし、
あの手この手で彼に逢おうとするところ、
相手の気持ちを探りたいけど聞けないところ、
触れたいのに触れられなくて泣きそうになる
瞬間、どれもこれも、ああああわかります!!!

そのうち二人は関係を持ち(ほんの数日だけ)
このままハッピーエンド?
と思うのだが、実は男には恋人がおり、
(しかもかなり事情のある彼女)
泣く泣く主人公はこの恋を諦めることになる。

「一線を超えた」のに、殺生だなあと思う。

かつて片想い評論家だった私としては、
二人盛り上がって恋に熱中するのもいいし、
どろどろしてしまうのもそれはそれで
恋そのものだけれど、彼と私はとても気が
合うけれどこれは恋かしら?というような、
「恋の一歩手前」のふわふわした毎日が
いちばんいいころだなあ、と今は思う。

ただその時期は本人にしてみると中途半端で、
明日こそは、来週こそは、夏こそは、
バレンタインこそは、と目標を定めて関係を
発展させたいなどと焦ってしまうけど。

しかしこっちが発展させようとしたことに
よって、よい関係がぎくしゃくするのでは
ないか、という不安もあるし、むこうが
こっちのことを「ただのとてもいい友達」と
しか思っていなかったらどうしよう、と
恋する乙女は心配になるわけです。

今までせっかくナチュラルにきてたのに、
急に「恋愛」というものをもってくるのも
無粋だなあと…ああ何だか辛くなってきました。

好きで好きでたまらない気持ち。
誰が止めるんだ、これを。

わたしは確定申告に戻ります…。







by meruchiko | 2018-02-06 00:00 | 読書 | Comments(0)