チコの二日酔い日記

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びっくりミス大阪

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先日、お客さんに社会勉強という名目で、
『ミス大阪』に連れていってもらった。

ミサオちゃんもこの間、お客さんと行ったらしい
けど、私ももちろん初めて。

噂には聞いていたけど、なかなかの衝撃だった。

ちょうど金曜日で、店内は人でごった返していた。

1階ボックスに案内され、イスとテーブルの狭さにまず驚く。
各ボックスの背に貼られた、
プラスチック板に書いてあるテーブル番号に驚く。

灰皿は島木譲二がパチパチパンチで使用している、
もしくは現場に置いてあるような、アルミの丸いやつだ。

マイク放送で「〇番、〇〇さん~、〇番テーブル~」
とか言ってるのも、おもしろい。

見渡すと体育館くらい広い店内には、
とにかくホステスと客で満席状態なのだが、
装飾すべてが古くてちゃちい。

私は勝手にミス大阪とは、もうちょっと昭和モダンな、
ゴージャスな雰囲気を想像していたのだ。

ステージではピアノとエレクトーンの、
これまたしょぼい歌謡曲の音楽を演奏しており、
日曜日のみ、ステージでカラオケを歌えるらしい。

(以前はストリップショーをやっていたけど、
橋本さんに代わってから禁止になったという。)

しかし、ホステスは見事にオバハンばっかり!
よく見ると、たまに若い娘もいて、
不思議に共存している。

私たちは、飲み放題コース(一人7000円くらい?)
を、黒服に注文した。

一緒に行ったお客さんがすぐに指名したのは、
なっちゃんこと夏子、年齢不詳。

以前、会社の部下たちとノリで行ったときに
ついたらしく、どうやらこのおばあちゃんを
私に見せたかったみたい。

なっちゃんは、着物なのか浴衣なのか、
よくわからない和装姿で、愛想は抜群によかった。

名刺をくれたら、裏に電話番号が書いてあり、
それは06から始まる番号だった。
自宅の番号。なんでやねん!

私は、もし若くて可愛い娘がいたら、
なんで貴女のような娘はこんなところで働いてるの、
うちに来ない?と、スカウトしようと企んでいたので、
なっちゃんに、若い子をつけてください、
とお願いした。

よっしゃよっしゃ、若い子まかしとき、と
なっちゃんが呼んだのは、40すぎのおばちゃんだった。
けど、年を聞いたら私と同い年だった。

まだミス大阪に来て間もない彼女は、
和ビルのラウンジに面接に行き、
お客さん持ってないと無理、と断られ、
ミス大阪に来たという。さもあらん。

ホステスは全員、胸に番号と名前を書いたバッヂを
つけており、この番号は「あ」から順番なのだそう。
たとえば愛ちゃん、が1番。

在籍ホステスは300人以上というから、驚きだ。
(この日は金曜日だったので140人くらいいたらしい)

ミス大阪は昭和12年創業です、
お店は夜11時に蛍の光が流れ、ぴったり終わります、
けっこうアフター誘われます。
そんな話を彼女から聞いて、いちいち驚く私。

その子はすぐにどこかに行ってしまい、
私は再びなっちゃんに、若い子をお願いします、
と頼んだ。

次に座ったのは、さっきの子より明らかにオバハン。
おいおい・・・けど、なっちゃんからしたら、
全員若い娘なのだ、きっと。

座るやいなや、何才ですか?と不躾に聞いてみた。
「内緒です」と言われた。ちっ。

すると彼女が、「お店何人女の子いてるんですか?」
と聞いてきたので、話してないのに私が店のママだと
わかったのかな、と思いながら、「13人くらいかなあ」
と答えると、「ママやのに知らないんですか」
と、笑って言われた。

ほんまやなあ、ママやのになあ、アホですわあ、
と言って私も苦笑いしていたら、
「今も妹さんとやってるんですか」と、おもむろに
彼女が言ったので、
「えっ?!うち来てくれたことあるんですか?」
とびっくりしたら、彼女はにやにや。

「え~~?誰と?いつ来てくれたんですか~?」
私はてっきり、誰かお客さんと来てくれたのだと思った。

すると彼女が「私、働いてましたよ。ママの店で」
と言うから、イスから落ちそうになった。

「ええっ、誰?いつ?いつ働いてたん?名前は?」
どうしても思い出せない、こんなオバチャンを雇った
覚えがない。

「リエです」と言われて、ようやく思い出したのだが、
その老けように再びびっくりし、こんなところで
会うとは!と、びっくりし、何も知らず彼女を指名した
なっちゃんも奇遇やねえ!と、びっくりしていた。

リエちゃんと思い出してからは、もう敬語もなしで、
「絶対トシごまかしてたやろ!」と言うと、
ごまかしてませんよ~、ママのちょっと下ですよ~、
と言うけど、本当にかわいそうなくらい、老けてしまった。

以前ははつらつとした、背の高い美人だったのに。

ミス大阪にいるから老けたのか、
老けたからミス大阪にいるのか。
きっといろいろ苦労があったのだろう。

リエちゃん情報では、こういうふうになっちゃん
(先輩)から席に呼んでもらと、必ずお返しで、
自分もなっちゃんを、どこかの席で呼ばないといけないらしい。
その決まり事や上下関係が、けっこう大変だと言っていた。

しかし見渡す限り、そこらへんのスーパーにおりそうな
おばちゃんだらけだけど、普通の主婦もいるだろうし、
昔は高級クラブで、バリバリの売れっ子だった
人もいるのかもしれない。

とにかく300人もいたら、いろんな人がいて、
いろんなホステス人生があるのだろう。

私もいずれここで働くことに・・・
ならないとも限らない。

おそるべし、ミス大阪。







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by meruchiko | 2014-10-23 00:00 | Comments(0)