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東野圭吾 ゲームの名は誘拐

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これは最近2回目に読んだ、『ゲームの名は誘拐』。

さらさらっといける、ハラハラ・ドキドキ・ミステリー。

ただし、東野圭吾のこと。

もちろん一筋縄ではいきません。

まずはあらすじを。




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主人公の「佐久間駿介」は、
東京・港区にある『サイバープラン』に勤める、
やり手の広告代理店プランナー。

性格はクールでキザでプライドが高い、嫌味な男。
日々、腕立て・腹筋を欠かさず、
野菜不足も気にしつつ、自炊をする、
公私ともに完璧主義者。

女にも事欠かず、複数の女性と割り切った関係を持つ。

冒頭シーンは、ベッドの上で女に結婚をほのめかされたとたん、
無関心になる佐久間。
もちろん、関係はその場でジ・エンド。





そんな彼が、ある日突然、
大手クライアントの『日星自動車』の副社長、「葛城勝俊」に、
イベントプロジェクトチームのリーダーから外されてしまう。

仕事に絶対的な自信のあった佐久間は、
自分を全否定されたことに、プライドはボロボロ、
屈辱感に打ちのめされる。

納得がいかず、葛城に直談判しようと、
酔った勢いで佐久間は葛城の住む豪邸に出向く。

その時、佐久間が偶然見たのは、
葛城邸の塀から飛び降りた、一人の少女。
それは、家出をしようとする、葛城の娘「樹理」だった。


佐久間は樹理と出会い、
樹理によって葛城家の「秘密」を知る。
家には帰らない、親から金を巻き上げたい、という樹理と、
葛城にひと泡食わせたい、と願う佐久間の利害関係は一致し、
二人で狂言誘拐を企む。


「ゲームをやってみないか。誘拐ゲームだ」


敵は葛城勝俊。
身代金は3億円だ。


一方、葛城も自信たっぷりに豪語する。
「商売とはゲームだ。ゲームである以上、勝たなければいけない。
 そして私はゲームには自信がある」

(どちらが真のゲームの達人なのか、葛城勝俊よ、おれと勝負しろ。)


インターネットを酷使した周到な作戦と駆け引き。
魅力的で小悪魔な葛城の娘・樹理に惹かれながらも、
完全犯罪を目指す佐久間の誘拐ゲームは、
はたして成功するのか・・・・・・・?




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ふぅ・・・・・・。
あらすじ書くのって、難しいですねぇ。

ネタバレすると、おもしろさ半減なので、
もうここまでしか書けません。
(もっとすごい展開が起こるから!)

この物語は、きのうの『時生』と違って、
本当になぁんにも考えずに読んでいただける小説です。

東野圭吾の持ち前の、とにかくテンポのいい、
スピーディーなストーリー展開に、
途中で読むのをやめられないこと必至。

私、初めて読んだときに途中で「うぁぁ!」って声に出た。

単純な人ほど、この小説は楽しめると思います。




鼻もちならない、自信満々の主人公のムカつき度は、
『時生』の拓実とどっこいどっこいだけど、
この佐久間には、まったく感情移入しなくてすみます。
(ちょっと自意識が過剰な男性なら、ハマるかもしれませんが・・・)

だからこそ、驚愕のラストシーンが印象に残る。
(初めて同情すべきというか・・・。ほろ苦いです。)



ちなみに、この小説は映画化されております。
藤木直人、仲間由紀恵主演で、『g@me(ゲーム)』。
原作とは、かなり違うという噂。


『時生』もドラマ化されてたみたい。
両方見てないけど、ひまなときに見てみよっと。











Commented by 背高のっぽ at 2011-08-01 08:58 x
おはようございます。
難しいといいつつ、まいどまいどすごいなあ・・・。
どんどん読んで見たい気持ちにさせてくれますよ。。。
Commented by meruchiko at 2011-08-01 19:29
おはようございます(*^_^*)
いつもひとこと書いてくれて、うれしいです。
忙しい毎日のなかで、読書は稀少の時間かもしれませんが、
いつか読んでみてくださいね。
また『さまよう刃』の感想もきかせてください!




by meruchiko | 2011-07-29 00:00 | 読書 | Comments(2)