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④ バリの温泉とは






サイクリングして、ワヤンの家でお腹いっぱいになって、大満足。

家のみなさんに「テリマカシー(ありがとう)」と挨拶して、

また車に乗った。

いざ、私の楽しみにしていた、ローカル温泉へ。










すぐ到着。車がいっぱい止まっていて、家族連れが多い。

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車を降りて、山道の階段を下り、下りながら(これは帰りの登りがつらいなぁ)

と不安になりながら、どんどん下り、途中で見えた。

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個室ちゃうやん!とマッチに言うと、「あれは大浴場です。」

あ、よかった。なんだかみんな、プールのように楽しそう。










しかし個室の温泉というものははたして、

私の想像していた「貸し切り温泉」とは、まったく違ったのだ・・・。









正直、階段を降りながらだんだん不安になっていた。

ほんまに綺麗な温泉が、設備があるのか、と。

石の建物が3つか4つ並び、木の扉があって、

「この中です。私は向こうで待ってますから」

と言って、マッチはどこかに行ってしまった。

え?時間、何分とかあるの?よくわからんまま、嫌な予感をしながら、

扉を開けると、たしかに風呂はあった。



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この写真ではよくわからないと思う。

4畳くらいのスペースは、洞窟のように暗い。

半分外なのに、なぜかめちゃくちゃ暗い。

(写真はフラッシュが光って明るく映った。)

お湯は茶色に濁っていて、熱いのかぬるいのか、わからない。

湯気が出ていないから、ぬるいのかもしれない。

でもなぜか、手を浸けて確かめる気になれない。

見回し、呆然と立ち尽くす私。

浴槽以外、着替えるところがない、シャワーもない。

カバンはどこに置くねん?

地面は濡れているし、見るからに汚いので置けない。

当然、フックのようなものもないのでかけるところがない。

洗面器やバケツがないので、かけ湯もできない。

いきなりここに飛びこめというのか・・・。

バリの地元の皆さんは、いきなりここに飛び込んでいるのか・・・。

本能的に、この風呂に入るな!と思う私と、せっかく来たんやから、

チャレンジせんかい!入っとけ!と、けしかける私がいた。

生理二日目の私。いっぱい血が出てる私。

(念のため、タンポンは持ってきていたが。)

信じられないくらい、どこでも裸足で歩いているバリニーズ。

汗のような、雑巾みたいな、独特のムンとした体臭のバリニーズ。

私、石鹸も何も持ってきていない。(あると思ってた)

入りたくない、けど、さっき入口でマッチがお金(入浴料)払ってくれてた・・・。

しばしアタマが混乱した。











・・・・・・考えに考えた私は、結局風呂に入らず、出た。

(それでも10分くらいは中にいたと思う。)

私が出るやいなや、順番を待っていた高校生くらいの男の子が、

何も持たずに手ぶらでバーン、と扉を開けて中に入っていった。

きっと服をそのへんに置いて、裸になってそのまま風呂に飛び込んだのだろう。

入らんでよかった。私は正しかった・・・。










マッチは食堂みたいなところでビールを飲んで煙草を吸っていて、

「早いですね!」と、びっくりした。

「いや・・・じつは、入らなかったんですよ・・・。」

「どうして?!」

不衛生そうで、気持ち悪くて、とても入れなかったとは、

失礼だと思い、言えなかった。

「あ、じつは・・・言えなかったんですけど、私・・・生理で・・・」

「え?」 生理が通じないのか。

生理って、英語で何やったっけ・・・? アンネちゃうし・・・わからん!

「えーと、えーと、ここから血が出てまして・・・」

と、股に指をさして言うと、マッチは呆れて何も言わなかった。

バリでは男の前で女が生理などと平気で言わないのかもしれない、と思い、

ローカル温泉に喜んで食いついて、連れてきてもらったことを申しわけなく思い、

しかしあの温泉は入られへんで、

いくら風呂マニアの私でも、あれは無理~!と、

バリの温泉を断念した私でありました。

(ちなみに整理は英語で「サニタリー」だそうです。なるほど。)













by meruchiko | 2011-05-05 00:00 | 旅行 | Comments(0)