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映画 白夜行





二日酔い度  ★★★★






今日の二日酔いはかなりしんどい。

昨夜、同伴で美味しい中華料理をごちそうになった。

お客さんのご好意でチーフも一緒で、

二人で紹興酒をロックでガンガンいってるうちに、

ボトルがきれいになくなってしまった。

店も土曜日にしてはけっこう忙しい夜になり、

うれしくてまた調子にのって飲んだ(ようだ)。

帰ってそのままこたつで朝7時まで寝て、

それから無理やりお風呂に入って、湯船に浸かりながら吐いた。

(これ、想像以上にむちゃくちゃつらいです。)

楽しいお酒のあとは、きっちり二日酔いがついてまわるんだなぁ。

これがなければなぁ。










それでもせっかくの日曜日を無駄にしたくない私は、

二日酔いにも負けず、映画・『白夜行』を見に行った。

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東野圭吾の名作中の名作であります。

白夜行は、私が初めて読んだ東野作品なので思い深い。

今思えば数年前、東野圭吾という作家も知らず、

どうしてこの本を手に取り、レジに持っていったのか、よくわからない。

なにしろ、東野圭吾の中でも800ページほどもある長編。

途中でこけたら、諦めてお蔵入りすること間違いなし。

しかぁし読むやいなや、睡眠不足をけずりたおし、

わずか数日で読み切ってしまった。

こんなおもしろい小説があったなんて・・・・・・!!!

それから私は、東野圭吾作品の虜になったのだ。

話は戻って、白夜行の冒頭は、大阪の下町が舞台だ。

地名はいっさい出てこないのだけど、私の中では、

勝手に生野や布施のあたりを想像して読んでいた。

そしたら後日、東野圭吾がまさかまさかの生野区出身ということがわかり、

これは絶対、私が想像していたとおり、

生野か布施あたりに違いない!と、確信した。

そしてエッセイなどで、あれは僕の出身地をイメージして書いた、

と東野圭吾が語っていたのを読んで、私は泣いた。

人と人が出会うのも運命だけど、

本との出会いもこれまたものすごい運命だと私は思った。

そしてまさかまさかの、東野圭吾がウチの店に来てくれたとき、

ご本人とこういう話をいっぱいしたかったのに、

酔っぱらって記憶喪失になってしまったのは、

一生の不覚としか言いようがない・・・。








なんだか話がそれてしまったけど、

この映画は原作を読んだ人が見たら、賛否両論あると思う。

『容疑者X』や、『手紙』、『さまよう刃』は、

小説を超えた(というのもおかしいけど)すばらしい出来だった。

3作品とも、私の想像を超えてストーリーと映像と音楽がすべて合致し、

映画が始まった瞬間から感動して涙が出たのだ。

白夜行は、いったいこの話をどう映像化するのかと、

今まで以上に興味深く楽しみにしていたのだけど。

帰りにパンフレットを読んだら、東野圭吾の言葉に、

「この小説の完璧な再現はおそらく不可能だろうというのが

正直な気持ちです。」と書いてあった。

そうそう圭ちゃん、私も本当にそう思う。

内容をまったく知らずこの映画を見たら、どうだっただろう?

と、考えながら映画を見ていた。

興味を持った方は、ぜひ小説をおすすめします。

睡眠不足になるのを覚悟でね。









by meruchiko | 2011-02-06 00:00 | 映画 | Comments(0)