人気ブログランキング |

ホステスも捨てたもんじゃない編



昨日はやたら辛辣なことを書きまくってしまった。

入門編というよりまさに完結編(地獄編)というかんじだったね。
(まぁ先週はちょっと疲れが溜まってブルーになってましたしね。)

でもでも。
昨日書いたことは最初に踏まえておいてほしかったことでもあるのだ。(←誰にや?)

自覚があるにせよないにせよ、
ホステス達が抱えている不安や焦り。

いずれ年齢を重ねるごとに気づけばある日陥るであろう、
虚無感や周りの評価。

しかしそれらを瞬間忘れさせてくれる、
「店」という不思議な空間とお客さん達。

もちろん日々こんな悲壮感を抱えて、
仕事しているわけではない。
(こんなこと毎日思って仕事するくらいならとっくに辞めてらぁ。)

言うまでもなくホステス業は悪いことばっかりでもなく、
お先真っ暗でもない。

完全に自分を見失わなければ、
これほど「おいしい」仕事もないのだ。

何といってもこの仕事はとりあえず女であれば誰でもできる。
何の資格がなくてもいい。
よほどのブサイクでないかぎり店や場所さえ選ばなければ、
歳をとっていても働ける。

そして給料はすぐさま昼の仕事の倍稼げる。
何かの目標や事情のために短期間で稼ごうとするならば、
持ってこいの仕事である。

話はちょっとそれるがこの仕事において、
とても不思議な現象がある。

私は独立する前、店に勤めていた最後の2年ほど、
お昼のバイトを掛け持ちしていた時があった。

1時までの店でアフターも毎晩のように行き、
朝は10時から夕方4時まで近所の会社で働いた。

仕事内容はデスクワークの営業でたいした仕事でもなく、
そのころは若くて体力もあったし、
週に3~4回だったけどやはりキツかった。
(ほとんど二日酔いで出勤していたし。)

しかし、このお昼のバイトが夜の本業に功をなすのである。

いろいろ後々良いことにつながったのだが、
(おそらくこのバイトをしなかったら店もやってないと思う)
ここではひとつだけ挙げる。それは、

「お昼バイトをしている」と言うと、
間違いなくお客さんがみんな「エラい!」と褒めてくれるのである。
誰もアホか、とは言わないのである。

たとえ睡眠不足のせいで店の途中で寝たとしても。
(←店からは散々怒られたけど)

その当時読んだ新聞にキリンビールかアサヒビールか
ブリジストンか忘れたけど社長の話で、

「世の中は何でも逆転の発想をすることが大切である。
たとえばOLが夜に水商売で働いているとけしからん!となるが、
ホステスが昼間学校に行っているというとすばらしい、ということになる」

というようなことが書いてあり、
一瞬何のこっちゃ?と思ったが、もしや私が褒めてもらっているのは
この発想のことではないか?と思いあたったのである。

今はお昼の仕事を掛け持ちするなど到底考えられないけど、
たとえば「毎朝11時に起きてます」と言うと「エラいなぁ」と褒められる。

この発想でいえばOLが「私、毎晩3時まで起きてます」
と言うと、何をやっとんねん早よ寝んかい、と言われるのだろう。

ホステスというのは、ここのところをふんだんに
活用すればよいのだ、と私は思う。

うちの女の子も割と早起きの子が多く、昼ごろ用があって
メールするとすでに起きていて返事がくる。

エライなぁと無条件に思う。

おそらく、ホステスというのは昼すぎまで寝ている
(ひどくなると夕方まで寝ている)というイメージが
あるのだろう。
「ホステス=自堕落・いいかげん・だらだらしてルーズな人間」
というネガティブなイメージをみなさん暗黙のうちに持っているのだと思う。

そこを裏切ると、褒められたり出来るホステスだと
思われるのがおもしろい。

「時間にキッチリしている」「約束を守る」「仕事を休まない」
「ものごとや話をよく覚えている」「言葉使いが良い」
「健康でいつも元気」「清潔そうである」「そこそこ常識がある」

これら全部、世間一般お昼の世界ではごく当たり前のことが、
ホステスになるとひっくり返って
「あの子はえらいね」になるからものすごくおトクではないか。

(もっと高尚になると料理が得意、とか大学卒である、とかいうのもある。)

普通のことを普通にできる(してそうに見える)だけで、
あなたのホステス度は上がること間違いなし。

しかし最近の私、歳のせいかここのところ疲れが取れにくく、
朝11時にすっきり起きれることが少なくなってきた。

早よ寝よ。


























by meruchiko | 2010-03-07 00:00 | 仕事 | Comments(0)