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ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー


貴重で大切な私の日曜日が終わろうとしている。


体も脳もだらんとさせて、腕時計をはめずピアスもつけず、
時間を追うこともなく追われることもなく、
誰かと無理やり話をする必要もなく、ただ過ぎていく日曜日。

6日間の疲れた自分をリセットして、
明日からまた仕事を頑張ろう!
という気持ちになれるかどうか、
休日の過ごし方というのはとても重要だと思う。

店を始めたころの私は、寝ても起きても平日も休みの日も、
頭のどこかで自然と店のことを考えたりしていた時代があった。

今も、100%スイッチがオフになっているかというとそうでもなく、
間もなく締切となる確定申告や(ああ~!!)
今月の自分の誕生日のプレッシャーや
(二日酔いのことを考えるとゾッとする、
でも二日酔いになるくらい忙しくなったらいいなと願う)、
先週はななこやまさこが熱を出して休んだこと、
何年ぶりかの同伴のお誘いに行って延々と失恋話を聞かされたこと、
お客さんが連れてきたクソ生意気なホステスのことなど、
とりとめなく浮かんでは消える。

だけど休日だけはすべてのものごとから解放された、
特別な日のような気がして、日常がまるで他人のことみたいな、
浮世の世界のことのように思う。



今日はOPAの11階にある『梅の花』で昼食をとった。
精進料理のようなものを食べ、やたら忙しく次から次に来る
お客さんにあからさまにイライラしている店員が憐れだった。
余裕のある(ように見せる)接客というのは大事だな、と思った。

それから大丸でこまごましたものを買い物した。
買ったばっかりで片っぽ失くしてしまった手袋を、
悔しいのでもう一度同じものを買おうと思って行ったら売り切れだった。
さらに悔しいので、違う手袋を二つ買う。

それからお客さんにあげるハンカチ、ハンドクリーム。

マスカラの前に塗るマスカラ下地
(男の人には何のこっちゃわからん品物ですね)。

「今月はあなたの誕生日月なので素敵なプレゼントを差し上げます」
というハガキをもらったので、ぜひ何かもらおうと、
ランコムのカウンターに行ったら、
調べてくれとも言ってないのに機械で肌質をチェックされ、
案の定乾燥してますねと言われ、新しくでた基礎化粧品の説明を
延々と聞くはめになり、手の甲に何度も違う種類のクリームを塗られた。

ブツブツだらけの美容部員の顔を、
「アンタがどうにかしたらいいのに」と思いながら、
されるがままになっていたら、あっという間に40分もたっていた。

何をくれるかと思ったら手に塗りたくったクリームの、
小さい試供品の数々だった。

化粧品カウンターに座っていると、
私は自分がなにかアホになったような気がする。
私時間ないのよ、と何で言えなかったかというと、今日は日曜日だからだ。
今日はゆるす。



大丸から解放され、ヨーカ堂で食料品を買って家に帰って、
昨日作ったカレーに卵の黄身を落として今日の新聞を読んだ。

死刑制度に賛成してる人が85%いることを知り、
プリウスのリコール決定を知り、
こんにゃくの下ゆでは必要であることを知った。
(「あたしんち」はもちろん読む。)

それから亀田家の末っ子の試合を見る。
ボクシングの試合を見るたびに、
殴り合いがスポーツになることが不思議に思う。

しかし見てるうちにわけもなく熱くなり、
どちらを応援するということもなく互いに
「打て!打て!」と思う自分がいる。
すさまじいハングリー精神に、あっぱれ!と感動する。

角田光代の「ロック母」を持ってぬるいお風呂に1時間も入って、
あとは出張マッサージが来るのを待つだけとなった今。

疎遠になってる女友達のことを考えたり、
早く夏にならないかなと思ったりする。

買って一度も振っていない、トランクに積んだままの
ユーティリティーを突然思いだす。

さっき読んだ小説の影響で、昔住んでいた家や、
家族のことを記憶から引っぱり出す。
思考はなんの脈絡もなく、頭に浮かんでは消えていく。

休みの日は休みの日で、平日に眠っている脳が妙に活発になるような。
明日からまたがんばろっと。

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by meruchiko | 2010-02-07 00:00 | 休日 | Comments(0)