チコの二日酔い日記

girlsbarch.exblog.jp
ブログトップ

お水の花道


二日酔い度   ない




つい先日、私は恐ろしいことに気づいてしまった。
ふと数えたら、今年で水商売歴18年目に突入していた。

途中3年間はお昼の仕事をしていたので、実質は15年だけど、
ちょうど人生の半分を水商売で生きてきたということになる。

ぎょえぇ~~。

最近、自分の実年齢と実際の自分を客観的に見れない自分がいて、
そのギャップに時々、えっ?と驚くのだ。



思えば17才のとき、突然オカンから
「アンタ、週1回でいいから知り合いがやってるスナック手伝い行ってくれへんか」
と言われたのが、私のお水デビューの始まりだった。

自分の母親に水商売を勧められたという、せつない瞬間だった。

当時の私は、高校を中退して上六のエステに正社員として勤めていた。
(ヘンなエステではないよ。女性相手のエステサロン。)

私は自分の青春に忙しかった。
そして青春の日々というのは、「オカネがない」ものである。

娘になんちゅうことを言い出すんやこの人は、と思いながら、
「べつにいいけど」、と言って私は今里新地のスナックに週1・2回、働いた。

そのときのことはあんまり覚えていないけど、
当時から私はお酒がたらふく飲めたようだ。


今里は1年ちょっとで辞め、どうせやるならミナミで働くことにした。
(とっくにエステは辞めた。)

それからいろんなことがあり、水商売をいったん辞めたり出戻ったりして、
23~27才、なんだかがむしゃらに働いた。

「この道より我を生かす道なし、我、この道を行く」
という言葉を当時の彼氏におしえてもらい、覚悟ができた。

お昼も近所の会社でパートに行ったりして、考えられないくらい元気だった。
目標は30才までに水商売を引退して、お好み焼屋をする予定だったのに、
27才の終わりごろに衝動的にこの店をオープンした。



そして今に至る、である。
本当に若いというのは大ばかものということと同義語である。

振り返ると、ただ流されながら生きてきたような気もする。
しかしあんなに毎晩ふらふらに酔っ払っても、
私は一度もひったくりにあったこともなく、
お客さんに未収で飛ばれたこともなく、ストーカーにあったこともない。
今は生きてるだけでもうけもんだと思う。

きちんと生きる、ということはどういうことなのか、
もちろん今もわからないけど、
おのれの気持ちに忠実に、
気持ちのあるところにからだを持ってくるように、
それとそれが別ものにならないように、
好きな人には好きだと言い、
ばかやろうにはばかやろうと言うことで、
これからの長い余生を生かさせていただこうと思う。







[PR]
by meruchiko | 2010-01-14 00:00 | 仕事 | Comments(0)